よくばり夫婦です。
我が家には4歳の娘がいます。
これからの教育費を考えるにあたって、まずは娘の進路をどう考えているのか、どんな学びや経験を応援したいのかを整理しておきたいと思いました。
教育方針と呼べるほど、はっきり決まっているわけではありませんが、今回は具体的な金額のことを考える前に、娘が4歳の今、私たちが考えている進路の方向性をまとめました。
今考えている方向性
娘は保育園に通っていて、小学校に上がるまであと2年ほどあります。得意なことも、興味の方向も、これから何度も変わっていくはずです。
この時点で「高校は都立」「大学は国立」と進路を決めきる必要はないと思っています。
今は、親としてどう考えているのかを整理している段階です。
方向性があれば、準備を考えやすい
教育費の見通しは、日々の家計や資産形成の計画にも関わります。
いつ、どれくらいのお金が必要になりそうかによって、毎月の投資額や現金で持っておく金額も変わってきます。
もちろん、今から正確な金額は分かりません。
それでも、想定する進路やお金をかけたいことが見えていれば、そこから準備を考えやすくなります。
将来の進路を決めることと、準備のために方向性を置いておくことは別。今の情報で考えられるところから、整理しておきたいと思います。
第一希望は国公立
現時点での、親としての第一希望はこうです。
| 段階 | 第一希望 |
|---|---|
| 小学校 | 公立 |
| 中学校 | 区立 |
| 高校 | 都立 |
| 大学 | 国立 |
小学校から高校までは公立、大学は国立を中心に考えています。
ただし、それぞれの段階で、親と本人の関わり方は違うと思っています。
① 国公立を考える理由は、費用面
国公立を第一希望にしているのは、経済的な理由からです。
公立の教育が優れていると考えているわけでも、私立を避けたいわけでもありません。
私立を選びたい理由が特になければ、まずは国公立を考える。それくらいの温度感です。
我が家は資産形成を続けながら、毎年の海外旅行にもお金を使っています。
今の暮らしを楽しみながら将来の自由も目指すなら、何にお金を使うかは選ぶ必要があります。
学費も、そのひとつという位置づけです。
ですから、この第一希望は娘に対する要求ではありません。あくまで親の側の事情を踏まえた、考え始めるための出発点です。
② 小学校は、親が判断する
はじめは、どの段階でも「本人が行きたい学校を見つけたら考える」という形にしようと思っていました。
ただ、小学校については、それでは無理があります。
4歳や5歳の娘に、自分で学校を探して、行きたい理由まで説明してもらうことは求められません。
私立小学校を選ぶとすれば、親がその学校に通わせたいと判断した結果になるはずです。
今の時点で、私立小学校は考えていません。
ただ、これから将来のことを考える中で「ここに通わせたい」と私たちが納得できる学校に出会えたなら、私立という選択もありえます。
小学校については、親である私たちが判断することだと考えています。
③ 中学・高校は、本人の希望を聞く
中学以降は、本人の希望も聞きながら考えていきたいと思っています。
首都圏模試センターの推計では、2026年入試の私立・国立中学の受験率は、首都圏の1都3県で18.06%でした。およそ5〜6人に1人が受験する計算です。出典:首都圏模試センター「受験者数の推移・推定受験率」(2026年2月12日暫定版)
我が家の第一希望は区立中学校ですが、娘が「この学校に行きたい」と見つけてきたら、まずはその理由を聞きたいと思っています。
その理由を私たちも理解できれば、私立への進学も考えます。
高校も同じです。都立が第一希望ですが、本人に行きたい学校ができたなら、その気持ちを聞いたうえで考えたいです。
国公立を中心に考えるのは親の出発点であって、本人の希望を却下する理由にはしない。ここは夫婦で確認しています。
④ 大学は、娘と話し合って決める
大学の話は、進路だけでなく、その先の生き方にもつながります。
何を学びたいのか、留学をしたいのか、卒業後はどうしたいのか。
必要なお金を、誰がどこまで負担するのかも含めて話したいと思っています。
そのころの娘は、自分の将来を考える一人の大人です。親が一方的に決めることでも、本人にすべて任せることでもないと考えています。
「うちはこれくらい出せる」「私はこうしたい」。お互いの考えや事情を伝えて、理解し合いながら決めたいです。
今から大学を決めておくことよりも、そのときに率直な話ができる関係でいたい、というのが本音です。
浮いた分は、留学や経験に回す
我が家が大切にしたいのは、娘の成長に必要だと思うことに、しっかりお金を使うことです。
国公立への進学で学費の負担を抑えられれば、その分、ほかの学びや経験に使える余裕が生まれます。そこに魅力を感じています。
たとえば、留学や、本人が本気で取り組みたいことに必要な道具・教材、行きたい場所に行くための費用です。
学費で浮いた分は、ただ貯め込むのではなく、そうしたことに使いたいと考えています。
大学での留学や、そのための休学についても、本人の将来につながるのであれば理解を示したいです。
我が家の資産にも限りはあります。その中でできるだけ支えられるように、何にお金をかけたいのかを考えておきたいと思っています。
公立でも、学校の外にお金はかかる
具体的な金額にも、少しだけ触れておきたいと思います。
文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」によると、公立小学校の学校教育費は、子ども1人あたり年間平均で約7万4,000円。
一方、塾や習い事などの学校外活動費は約25万6,000円です。
学校給食費は、これらとは別に集計されています。出典:文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」
公立小学校でも、学校の外での学びに多くのお金が使われていることが分かります。
もちろん、これは平均額であり、我が家が同じ金額を使うと決まっているわけではありません。
ただ、公立か私立かを決めるだけでは、教育費の使い方までは決まらないということも把握しておこうと思います。
どんな学びや経験を大切にして、何にお金を使いたいのか。
費用を具体的に考える前に、我が家の考えを整理しておきたかったのも、そのためです。
次の記事では、東京都の支援制度を中心に、都内で子育てをする場合の教育費や負担について整理する予定です。
最後に
進路や教育費の使い方に、どの家庭にも当てはまる正解はないと思います。
私立で学ぶ環境を大切にする家庭もあれば、公立を選び、学校の外での経験にお金を使う家庭もあるはずです。
我が家には、国公立を中心に考えたいという親の希望があります。
一方で、娘自身の「ここで学びたい」「これをやってみたい」という気持ちも、大切にしたいと思っています。
娘はまだ4歳なので、今は分からないことのほうが多いです。
これから成長する中で、私たちの考えも変わるかもしれません。そのときは娘の話を聞きながら、家族で考えていきたいと思います。

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