よくばり夫婦です。
今回は、私たちの総資産が6,000万円を超えるまでの資産推移を振り返ります。
入社1年目から残してきた記録をもとに、どのような時期に資産が増え、資産形成に何が大きく貢献したのかを整理しました。
単なる金額の振り返りではなく、当時の家計や投資との向き合い方も含めて、これまでの歩みをまとめました。
総資産の推移
まず、「節目の金額に、いつ、どれくらいの期間をかけて到達したか」をまとめたのがこちらです。
| 節目 | 到達時期 | 当時の年齢 | 直前の節目から |
|---|---|---|---|
| 100万円 | 2014年6月(記録開始時点) | 24歳 | ― |
| 500万円 | 2017年6月 | 27歳 | 約3年 |
| 1,000万円 | 2020年12月 | 31歳 | 約3年6か月 |
| 2,000万円 | 2022年12月 | 33歳 | 約2年 |
| 3,000万円 | 2023年12月 | 34歳 | 約1年 |
| 4,000万円 | 2024年6月 | 34歳 | 約6か月 |
| 5,000万円 | 2025年8月 | 35歳 | 約1年2か月 |
| 6,000万円 | 2026年6月 | 36歳 | 約10か月 |
学生時代の貯金などがあったため、入社した24歳時点で100万円超の資産がありました。
そこから1,000万円を超えるまでには、記録開始から約6年半かかりました。
その後は、2,000万円まで約2年、3,000万円まで約1年と、資産規模が大きくなるにつれて到達までの期間が短くなりました。
特に3,000万円を超えた後は、相場の値動きも総資産に与える影響が大きくなりました。
4,000万円から5,000万円、そして6,000万円までの期間が短くなった背景には、入金だけでなく、投資資産の増加と相場環境の影響があったと感じています。
24〜29歳:約165万円から約671万円へ|社宅と給与貯蓄で土台をつくる
2014年6月末(24歳)から2019年3月(29歳)までの記録は、夫個人の資産です。
この約4年9か月で、総資産は約165万円から約671万円へ増えました。増加額は約506万円、年平均では約107万円です。
この時期の資産形成で最も大きかったのは、投資の成功ではありません。
就職以来、職場へのアクセスが良く、周辺相場よりも家賃の安い社宅に住めたことです。
まだ家族がいなかった20代は残業もしやすく、住居費を抑えながら、得た給与を着実に貯蓄へ回せました。
入社当時から、「30歳までに1,000万円を貯める」ことを目標にしていました。
ただし、すべての支出を切り詰めていたわけではありません。海外旅行にも2年に1回ほど出かけ、友人との旅行や一人旅を楽しんでいました。
我慢したのは旅行のような楽しみではなく、住居費をはじめとする大きな固定費です。
個別株も売買していましたが、4〜5年間の利益は約50万円ほどでした。投資経験としては無駄ではなかったものの、この時期の資産形成を支えたのは、社宅・給与・貯蓄だったと思います。
勤務先に社宅や寮、住宅補助などの制度があるなら、資産形成を始める段階で確認してみる価値は大きいです。
29〜31歳:約671万円から1,000万円へ|結婚後は共働きで資産形成
2019年初め(29歳)に婚約し、同年4月頃からは夫婦合計の資産として記録を始めました。
ここからは単身時代と集計範囲が異なりますが、結婚を機に、世帯全体で資産形成に取り組むようになりました。
結婚式や海外挙式、ハネムーン、新生活の準備など、大きな支出が重なった時期でもあります。
そのため、「30歳までに1,000万円」という目標には少し届きませんでした。
それでも、共働きで世帯収入が増えた一方、生活費を膨らませすぎなかったことで、2020年12月(31歳)には総資産1,000万円を突破しました。
我が家は、旅行や家族のイベントを我慢して、資産だけを増やす方針ではありません。
海外挙式とハネムーンで二度海外を訪れ、その後もコロナ禍を除いて、家族での海外旅行を毎年続けています。
婚約した頃に約束したとおり、海外旅行は「余ったお金で行くぜいたく」ではなく、我が家にとって欠かせない大切な支出です。
たとえFIREが少し遅くなっても、家族で旅をする時間は後回しにしない。そのうえで家計を整え、資産形成も続ける形を、この頃から作ってきました。
31〜32歳:約1,000万円から約1,627万円へ|インデックス投資を本格化
独身時代の投資は、個別株を少し買っては塩漬けにしたり、1〜2万円の利益が出たら売ったりする程度でした。
投資をしていたというより、なんとなく株を触っていたという方が近いと思います。
結婚後は、夫婦の資産形成に投資も活用していこうと考えるようになりました。
以前に読んだ投資本や、リベ大・BANK ACADEMYなどの情報に触れる中で、個別株を売買するよりも、インデックスファンドを長く積み立てる方法が自分たちには合っていると感じました。
2021年(31〜32歳)には旧NISAの仕組みを知り、預金の一部を使って投資信託の積み立てを本格化しました。
投資信託残高は、2021年9月末の約496万円から、同年12月末には約705万円まで増えています。
2021年12月末の総資産は約1,627万円。そのうち、株式・投資信託・年金を合わせた投資資産は約1,059万円となり、総資産の約65%を占めるようになりました。
給与から貯蓄するだけだった資産形成に、投資が本格的に加わった時期です。
32〜36歳:約1,627万円から約6,368万円へ|投資が資産形成の主役に
積み立てを本格化した直後の2022年はロシアによるウクライナ侵攻が始まった年で、株式市場にとって厳しい年でした。
毎月40万円以上、年間では少なくとも480万円を投資信託に入れていましたが、年末時点の投資信託残高は前年より約382万円しか増えていません。
単純に比べると、積み立てた金額のうち約100万円分が、相場下落などによって打ち消された計算です。
毎月買っているのに、月末の残高が前月より減っていることもありました。それでも、下がったからといって積み立てを止めることはしませんでした。
その後、相場が回復すると資産の増加も加速しました。
総資産は、2023年12月末(34歳)に約3,130万円、2024年12月末(35歳)には約4,707万円まで増えました。
ただし、一直線に増え続けたわけではありません。
2024年12月末から2025年4月末にかけては、トランプショックなどの影響により相場が下落し、総資産が約4,707万円から約4,047万円まで減少しました。
わずか4か月で約660万円、14%ほどの下落です。給与から貯蓄していても、それ以上の勢いで資産が減る時期があることを実感しました。
それでも積み立てを続け、その後の相場回復もあり、2026年6月(36歳)に総資産6,000万円を突破。同年7月末には約6,368万円となりました。
投資信託残高だけでも、2026年7月末には約4,810万円まで積み上がっています。
総資産の91%が投資資産に|資産形成の主役は貯蓄から投資へ
6,000万円を超えた背景は、資産の内訳にも表れています。
2021年12月末に約1,059万円だった投資資産は、2026年7月末には約5,792万円まで増えました。
総資産に占める割合も、約65%から約91%へ上昇しています。
積み立てを続け、相場の回復を取り込めたことが、6,000万円突破の大きな力になったことは間違いありません。
一方で、現在は投資資産が約5,800万円あるため、相場が1%動くだけでも約58万円の変動になります。
20代の頃は給与を貯めれば資産が増えていましたが、今はしっかり入金した月でも、相場次第では総資産が大きく減ります。
資産形成の主役が、給与からの貯蓄から投資へ移ったことを、最も実感している変化です。
6,000万円はゴールではなく、途中経過
総資産6,000万円は大きな節目ですが、FIREを達成したわけではありません。
これからは、子どもの教育費や住まい、将来の働き方なども具体的に考えていく必要があります。目先の資産額だけで生活を変えるのではなく、これからの家族の暮らしを考えながら、資産形成を続けていきます。
一方で、将来のために今の生活を犠牲にするつもりもありません。
娘が小さい時期に一緒に過ごせる時間や、家族旅行でつくる思い出は、あとからお金で買い戻すことができないからです。
FIREが少し遅くなったとしても、今しかできないことを楽しみながら、将来の選択肢も増やしていく。
FIREを目指しながら、今の暮らしも楽しむ。これからも「よくばり」に、我が家らしい資産形成を続けていこうと思います。
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