2026年は、日本個別株をデイトレードやスイングトレードで売買しながら、自分なりの投資ルールを固めてきました。
8月末時点では、売買代金や当日の値動き、株価の水準、ナンピンのしやすさなどを重視する現在の手法に落ち着いています。
この記事では、2026年の実際の取引成績とあわせて、現在の日本個別株の投資方針を整理します。
2026年は8か月で270万円の実現利益
2026年1月1日から8月31日までの日本個別株の実現損益(税引前)は、+2,704,110円でした。
内訳は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 利益となった取引の合計 | +4,935,110円 |
| 損失となった取引の合計 | ▲2,231,000円 |
| 実現損益 | +2,704,110円 |
全戦全勝で270万円を稼いだわけではなく、損失も確定しながら、それを上回る利益を積み上げた結果です。
また、年初から現在とまったく同じ方法で取引していたわけでもありません。
実際の売買を繰り返すなかで、銘柄選びや購入する株数、ナンピンの方法を少しずつ見直してきました。
2026年の取引経験をもとにたどり着いたのが、これから紹介する売買ルールです。
現在の日本株の売買手法
現在の売買方法を簡単にまとめると、次のようになります。
- 売買代金が大きく、ボラティリティの高い銘柄を選ぶ
- その日の株価が前日比プラスになっている銘柄を狙う
- 株価5,000~9,000円前後を一つの目安にする
- 最初は100株程度から購入する
- 含み損になった場合はナンピンして平均取得単価を下げる
- 株価が反発したところで利益を確定する
- 想定以上に下落した場合は損切りする
特に重要なのは、ナンピンすること自体ではなく、どの銘柄を、どのくらいの資金で買うかです。
値下がりした銘柄を手当たり次第に買い増すのではなく、銘柄選びと資金管理をセットで考えています。
銘柄選びで重視する3つの条件
1. 売買代金が大きく、株価がよく動く
短期売買では、株価が動かなければ利益を得る機会も生まれません。そのため、売買代金ランキングで上位に入るような、日々活発に取引されている銘柄を中心に見ています。
重視しているのは、単純な出来高ではなく実際に売買された金額です。
株価100円の銘柄と株価8,000円の銘柄が同じ100万株売買されても、市場で動いた金額は大きく異なります。
多くの資金が集まり、1日の中でも大きく上下する銘柄を短期売買の対象にしています。
2. 前日比プラスの強い銘柄を狙う
値動きが激しければ、どの銘柄でも買うわけではありません。
もう一つ重視しているのが、その日の株価が前日比でプラスになっていることです。
大きく下落した銘柄を見て、「そろそろ反発するだろう」と底値を狙うことは基本にしていません。
売買代金が大きく、その日も実際に買われている銘柄を選びます。
その強い値動きの中で一時的に下落したところを買い、再び反発する場面を狙うのが現在の考え方です。
3. 株価は5,000~9,000円前後が目安
現在は、1株あたり5,000~9,000円前後を一つの目安にしています。
100株購入する場合、必要な資金は約50万~90万円です。
この価格帯なら、最初に100株購入したあとも、下落時に追加購入する資金を残せます。
キオクシアやアドバンテスト、東京エレクトロンなど、100株で数百万円が必要になる値がさ株では、現在の資金量ではナンピンする余裕が小さくなります。
反対に三菱UFJのような株価が安すぎる銘柄は、100株単位で得られる利益が小さく、まとまった利益を狙うには大量の株数が必要です。
現在の資金量では、値動きによる利益と追加購入できる余力のバランスがよいと感じるのが5,000~9,000円前後です。
なお、サンリオは長期保有を前提とした特別枠のため、この価格帯のルールとは分けて考えています。
最初は100株、下落したらナンピンする
銘柄を決めても、最初から大量には購入しません。基本は100株程度から入ります。
対象にしているのは値動きの大きな銘柄なので、購入直後に1%程度下落することも珍しくありません。
最初から多く買ってしまうと、予想と反対方向に動いたときに追加購入できなくなります。
現在の基本的な流れは次のとおりです。
- 最初に100株程度を購入する
- 購入価格から1%前後下落したら追加購入を検討する
- ナンピンによって平均取得単価を下げる
- 株価が反発したところで全部を売却する
平均取得単価を下げれば、株価が最初の購入価格まで完全に戻らなくても、少し反発するだけで利益を確定できる可能性があります。
ただし、1%下がるたびに機械的に買うわけではありません。
その日の相場や下落の勢い、追加購入後の保有金額を見ながら判断します。
ナンピンすれば必ず助かるわけではない
ナンピン後も下落が続けば、保有株数と含み損が同時に増えていきます。だからこそ、次の点を重視しています。
- 最初から大量に購入しない
- 追加購入できる資金を残しておく
- 売買代金が大きく、値動きのある銘柄を選ぶ
- その日に買われている強い銘柄を選ぶ
- 保有金額が大きくなりすぎたら損切りも検討する
現在の手法は、ナンピンだけで成り立っているわけではありません。
銘柄選び、小さく入ること、資金を残すことまで含めて一つの売買ルールです。
主に売買している3銘柄
現在、特によく売買しているのは次の3銘柄です。
- サンリオ
- ソフトバンクグループ
- みずほフィナンシャルグループ
2026年8月末までの実現損益は次のとおりです。
| 銘柄 | 実現損益 |
|---|---|
| サンリオ | +1,529,270円 |
| ソフトバンクグループ | +419,310円 |
| みずほフィナンシャルグループ | +352,200円 |
| 3銘柄合計 | +2,300,780円 |
3銘柄の利益だけで、2026年の実現利益270万4,110円の約85%を占めています。
ほかの銘柄を売買することもありますが、基本的には普段から値動きを見ている銘柄を繰り返し売買しています。
同じ銘柄を継続して見ていると、普段の値動きや上昇・下落の勢い、決算やニュースへの反応も少しずつ分かってきます。
毎日新しい銘柄を探すより、自分がよく知っている銘柄を中心に売買する方が、今のところ自分には合っています。
サンリオは長期保有銘柄として別に考える
3銘柄の中でも、サンリオだけは扱いが少し異なります。
決算資料や業績、財務状況を継続して確認し、株主総会にも実際に出席しています。
そのうえで企業として気に入っており、長期的にも保有したいと考えている銘柄です。
そのため、サンリオは長期保有する株数と短期売買する株数を分ける感覚で運用しています。
株主優待も意識し、必要な権利確定日には一定数を持ち越します。
短期売買を目的に追加した株が含み損になっても、もともと長期保有してよいと考えているため、ほかの銘柄より落ち着いて対応しやすい面があります。
もちろん、サンリオなら必ず株価が戻るという意味ではありません。事業内容や財務状況まで調べたうえで長期保有したいと判断しているからこそ、特別枠として扱っています。
損切りも売買ルールの一部
ソフトバンクグループやみずほフィナンシャルグループなどは、サンリオと同じ考え方ではありません。
資金に余裕がある範囲でナンピンし、反発を待つのが基本ですが、次のような場合には損切りもします。
- 想定以上に株価が下落した
- 業績や事業に関する悪材料が出た
- 相場全体の流れが変わった
- ナンピンによって保有金額が大きくなりすぎた
2026年は、利益となった取引の合計が約494万円ある一方、損失となった取引の合計も約223万円あります。
1回も損切りしないことではなく、損失も受け入れながら、最終的な実現損益をプラスにすることを重視しています。
長期資産とは分けて運用する
ここまで紹介した日本株の売買は、我が家の資産形成の中心であるインデックス投資とは分けて運用しています。
インデックス投資は、将来に向けて長期間保有するための資産です。一方、日本個別株は、売買によって積極的に利益を狙うための資金と位置づけています。
日本株の短期売買が好調だからといって、長期保有しているインデックスファンドを売却し、日本株の資金に回すつもりはありません。
役割を分けているため、日本個別株では、インデックス投資のように幅広く分散して値動きを抑えることを目的としていません。
長期資産で分散を確保しているからこそ、日本株では銘柄を絞り、ある程度の値動きを受け入れながら利益を狙っています。
ただし、短期売買では大きな利益を得られることがある反面、大きな損失が出る可能性もあります。
長期的な資産形成の土台はインデックス投資に任せ、日本株は一定の資金の範囲内で売買します。
まとめ|現在のルールを続けながら見直していく
2026年は失敗した取引や大きな損切りも経験しながら、現在の売買方法にたどり着きました。
現在重視しているのは、次の4点です。
- 売買代金が大きく、値動きのある銘柄を選ぶ
- 前日比プラスの強い銘柄を狙う
- 自分の資金で複数回購入できる株価を選ぶ
- 最初は小さく入り、下落時にも動ける余力を残す
少なくとも2026年中は、大きくやり方を変えず、この方法で売買を続ける予定です。
もちろん、今後も同じ利益を出せる保証はありません。
相場環境が変わり、現在の方法が通用しなくなれば、実際の取引結果を見ながらルールを見直します。
長期投資は長期投資、短期売買は短期売買。それぞれの役割を分けながら、日本株の売買を続けていきます。

コメント