よくばり夫婦です。
私たちはFIREを考えるうえで、資産額や運用利回りと同じくらい、自分たちが年間いくら使っているのかを把握することが重要だと考えています。
以前の記事では、我が家の年間支出を約950万円として、FIREに必要な資産額を試算しました。

今回は、その年間950万円をどのように算出しているのか、実際の家計簿をもとに内訳をご紹介します。
年間支出は過去24か月の家計簿から算出
我が家では結婚以来、継続して家計簿をつけています。
今回は、2024年8月から2026年7月までの24か月をもとに、現在の年間支出を計算しました。
支出は大きく3つに分けています。
| 区分 | 年間の目安 |
|---|---|
| 生活費 | 約420万円 |
| 特別支出 | 約430万円 |
| 夫婦の個人支出 | 約104万円 |
| 合計 | 約954万円 |
ここから、FIREの試算では分かりやすく年間950万円程度としています。
なお、2年間あれば、年1回の海外旅行をはじめ、引っ越しや大型家電などの不定期な支出も含めて平均を出せます。
それより前は娘がまだ小さく、引っ越し前でもあったため、現在とは生活スタイルが異なります。そのため、今の暮らしに近い直近2年間を集計期間としました。
生活費は年間約420万円
生活費の過去24か月平均は、月349,744円でした。
年間では約420万円です。
我が家では、生活費をさらに「固定費」と「変動費」に分けて管理しています。
目標としているのは月36万円以内なので、物価上昇が続くなかでも、今のところ平均では目標内に収まっています。
生活費(固定費)
固定費には、毎月または定期的に発生する支出を入れています。
- 家賃
- 光熱水費
- 通信費(スマートフォン、Wi-Fi)
- ChatGPT
- マネーフォワード
- 動画配信サービス(YouTube、 Amazonプライム、Disney+)
- オーディオブック(Audible)
- 写真編集サービス(Adobe・ImagineAI)
すべてのサブスクを常に契約しているわけではなく、Amazonプライムは解約を検討したり、Disney+は見たい作品があるときだけ契約したりしています。
固定費だからそのままにするのではなく、必要性は定期的に確認しています。
生活費(変動費)
家族で日常的に使うものは基本的に生活費です。
- 食費
- 軽食代(ケーキ、ドーナツ、カフェ、甘味処など)
- 医薬品
- 衛生用品(おむつ、デンタル用品、生理用品など)
- 掃除用品やその他の日用品
- 子ども用品(日常用の衣類、ちょっとした玩具など)
- プライベートで利用する電車・バスなどの交通費
- 水族館やテーマパークなどの日帰りのお出かけ
一方、夫婦が自分の好みで購入する衣類などは、後述する個人支出として分けています。
変動費で最も大きいのは食費です。
スーパーやコンビニだけでなく、家族での外食、パルシステムやOisixなどの宅配サービス、Uber Eatsなども含めています。
外食やスイーツ、日帰りのお出かけも削ろうと思えば削れる支出ですが、我が家では普段の生活を楽しむためのお金として生活費に含めています。
今後は子どもの成長に伴って、食費や衣類、教育関連の支出が増える可能性があります。
インフレもあるため、月36万円という現在の基準に固執するのではなく、今後も推移を確認していくつもりです。
特別支出は年間約430万円
特別支出は、毎月の生活費とは別に管理している、臨時的・一時的な支出です。
過去24か月から年間平均を出すと、約430万円となりました。
- 旅行代
- 娘の誕生日祝い
- お祝いの食事(七五三や結婚記念日など)
- 冠婚葬祭
- 親族や友人へのプレゼント
- 大型家具・大型家電
- カメラ
- 引っ越し費用
- 税金
- ふるさと納税
- クレジットカードの年会費
- クリーニング代
- Apple Gift Card
最も大きいのは旅行代です。
過去2年間にはハワイ旅行とフランス旅行があり、そのほかにも国内旅行や帰省、九州や仙台などへの新幹線・飛行機代、宿泊費が含まれています。
また、ホテルステイも我が家の趣味の一つです。年に何度か都内や近郊のホテルに宿泊するほか、娘の誕生日にディズニー周辺のホテルへ宿泊することもあります。
Apple Gift Cardは、楽天市場などでポイント還元を受けながら購入し、後からまとめてApple製品に使うことがあります。
また、会社から後日支給される通勤定期代のように、家計簿上はいったん支出として記録していても、最終的には補填されるものもあります。
ふるさと納税やApple Gift Cardを含め、家計簿上の支出と最終的な実質負担が完全には一致しない項目もある点には注意が必要です。
それでも、実際に家計から一時的にまとまったお金が出ていくものとして、現在は特別支出として管理しています。
そして重要なのは、我が家ではFIRE後もこうした特別支出をすべてなくすつもりはないことです。
海外旅行やホテルステイをやめ、大きな買い物もせず、イベントも最低限にすれば必要なFIRE資金は下がります。
しかし、それでは私たちが目指している生活とは違います。
だからこそ、FIREに必要な資産額を考える際にも、日常生活費だけではなく特別支出まで含めて計算しています。
夫婦の個人支出は年間約104万円
最後が、夫婦それぞれの個人支出です。
- 衣類
- 靴
- サングラスやキャップ
- 一人での食事
- 友人との集まり
- 美容院
- 個人で使う化粧品や美容液
- コンタクトレンズ
過去24か月では、夫婦合計で月平均約8万7,000円、年間では約104万円でした。
我が家では「お小遣い」という形にはしておらず、家族のお金から出すのは少し気が引けるものを、夫婦それぞれが自分の個人資産から自由に支払っています。
必要性だけで考えれば削れるものもありますが、それぞれが気兼ねなく使えるお金として認めています。
FIRE後だけこうした支出がゼロになるとも考えていないため、年間950万円を計算する際にも除外していません。
FIREを考えるなら「いくら使うか」を知ることが重要
投資をしていると、どうしても「資産がいくらになった」「今年いくら増えた」といった数字に目が向きます。
もちろんそれも重要ですが、FIREを考えるうえでは、自分たちが年間いくら使っているのかを把握することも同じくらい重要だと考えています。
我が家の場合、日常生活だけなら年間約420万円ですが、旅行などの特別支出と夫婦の個人支出まで含めると年間約950万円になります。
この差を無視してFIRE資金を計算すると、実際に望んでいる生活とは違う前提になってしまいます。
また、将来は子どもの成長や教育費、病気、住居、働き方などによって支出が変わる可能性があります。
だからこそ、まずは現在の支出を正しく把握し、その数字を基準にFIRE資金を考えていきたいと思います。

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